■塩素を発生させるための装置は頻出
@洗気ビン(左)…加熱によって揮発した塩化水素を取り除くために水を用いる。
A洗気ビン(右)…水蒸気を取り除くために濃硫酸を用いる。
B下方置換。

■一酸化窒素と二酸化窒素の反応式の係数
・一酸化窒素と二酸化窒素の発生の反応式の係数は38、14。三輪一代(みわかずよ)。

■気体の色
・頻出の気体の色は 塩素 が黄緑色、 二酸化窒素 が赤褐色であとは無色。

■加熱
・気体の発生で加熱が必要な場合は3つ。
@濃硫酸との反応。
A固体と固体の反応。(固体と固体は反応しにくいから加熱が必要。)
B二酸化マンガンと塩酸、亜硝酸アンモニウム

■気体の捕集法
・水に溶けにくい気体は水上置換。水に溶け@空気より軽い気体は上方置換A空気より重い気体は下方置換。
☆覚え方は中性気体が水上置換、アンモニアだけ上方置換であとは下方置換。

■中性気体(水上置換)の覚え方
・農(NO)、工(CO)、水産(H2 )、地(N2 )と覚える。

■空気の平均分子量
・空気の平均分子量約29、 覚え方は 風が吹く(29) 。

■乾燥剤
・中性の乾燥剤「塩化カルシウム」は、塩基性の気体「アンモニア」と反応してしまうため使用付加。
☆乾燥剤は酸性の気体には酸性の乾燥剤、塩基性の気体には塩基性の乾燥剤、中性の気体には酸性、塩基性、中性の乾燥剤すべて使用できる。

@酸性の乾燥剤……濃硫酸、十酸化四リン
A塩基性の乾燥剤……ソーダ石灰(酸化カルシウムと水酸化ナトリウムの固体の混合物)
B中性の乾燥剤……塩化カルシウム

■気体の密度
・同温・同圧で気体の密度は分子量で決まる。
★理由
・同温・同圧・同体積中には、同数の気体分子が含まれる→質量比が密度の比になる。

■ガスバーナー
・調節ねじAは空気調節ねじ、Bはガス調節ねじ。Aのねじをしめた状態で、Bを回して点火後、BをおさえがらAを回して空気の量を調節する。(※Aが上、Bが下)